“石灰分”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せっかいぶん66.7%
せきくわいぶん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは、上からたれた石灰分せっかいぶんが、かたまってできた、まっ白なせきじゅんでした。鍾乳石や石じゅんのことは、学校でおそわっていましたが、見るのは、これがはじめてです。
探偵少年 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
それから、ここは珊瑚礁だから、石灰分せっかいぶんが多くて、はじめは白い水だが、しまいにはすむのだ。水夫長は、あした、また井戸をほってくれ。こう話がきまったら安心した。さあねよう
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
それでも、西面南部せいめんなんぶの二横穴よこあなは、大概たいがい發掘はつくつをはり、其岩壁そのがんぺき欠壞けつくわいして、おく貫通くわんつうしてこと判明はんめいし、また石灰分せきくわいぶん岩面がんめん龜裂きれつ部分ぶぶんから漏出らうしゆつして、小鐘乳石せうしやうにふせき垂下すいかしてるのを發見はつけんした。