“相身”の読み方と例文
読み方割合
あいみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから『子持ちは相身あいみたがい見です。このお子さんを手ばなすお心持ちは私もお察し申し上げておりますから』ってなみだをうかべておっしゃいましたの
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
北国勇猛ゆうもうの軍馬をご加勢に送りたいは山々なれど、四りんの国のきこえもいかが、せめては武家の相身あいみたがい、弓取り同士のよしみのしるしまでにもと、この攻城図を
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ああそうそうそんなことがあったね。ナーニ武士は相身あいみ互いでさあね」才蔵はすっかりいい気持ちだ。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)