“益雄”の読み方と例文
読み方割合
ますお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夕月がして虫が鳴いていた。益雄ますおはその虫の声に耳を傾けながら跫音あしおとをささないようにと脚下あしもとに注意して歩いていた。そこにはすすきの穂がありくぬぎの枝があった。
草藪の中 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)