“発起人”の読み方と例文
旧字:發起人
読み方割合
ほっきにん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
う定める。何うせ日本中歩くのだから何処から始めても同じようなもんだけれど、この旅行の発起人ほっきにんは村岡君だから、多少村岡君の意向を重んじる必要がある。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
主催笹川の左側には、出版屋から、特に今晩の会の光栄を添えるために出席をうたという老大家のH先生がいる。その隣りにはモデルの一人で発起人ほっきにんとなった倉富。
遁走 (新字新仮名) / 葛西善蔵(著)
ソ、それも、かく申す拙者が発起人ほっきにんでナ、ま、喜んで下され、決まりましたよ
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)