“甲斐駒”の読み方と例文
読み方割合
かいこま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八が岳は、ね、もっと信濃へはいってから、この反対側のほうに見えるのです。笑われますよ。これは、駒が岳。別名、甲斐駒かいこま。海抜二千九百六十六メートル
八十八夜 (新字新仮名) / 太宰治(著)
城址からさらに、川上へさかのぼると、甲斐駒かいこまの連峰が、川を越して、のしかかるほど眼ぢかに、眺められた。
山彦乙女 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
甲斐駒かいこまみねがぱっと、まばゆいばかりに朝日に輝くその頂を現した。
春いくたび (新字新仮名) / 山本周五郎(著)