トップ
>
田道間守
>
たじまもり
ふりがな文庫
“
田道間守
(
たじまもり
)” の例文
それから
垂仁天皇
(
すいにんてんのう
)
のおいいつけで、はるかな
海
(
うみ
)
を
渡
(
わた
)
って、
常世
(
とこよ
)
の
国
(
くに
)
までたちばなの
実
(
み
)
を
取
(
と
)
りに行った
田道間守
(
たじまもり
)
は、
天日矛
(
あまのひぼこ
)
には五
代
(
だい
)
めの
孫
(
まご
)
でした。
赤い玉
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
そしてそのタチバナの名は、その
常世
(
とこよ
)
の国からはるばると
携
(
たずさ
)
え
帰朝
(
きちょう
)
した前記の
田道間守
(
たじまもり
)
の名にちなんで、かくタチバナと名づけたとのことである。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
恐らく神代の海神宮古伝の
残
(
のこ
)
んの形であろうから、これだけは別にまた考えてみるとして、この他に
田道間守
(
たじまもり
)
の家の由緒でも
秦河勝
(
はたかわかつ
)
の
手柄
(
てがら
)
に帰した虫の神の出処でも、事実の真偽は問題でなく
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
田道間守
(
たじまもり
)
が
常世
(
とこよ
)
の国(今どこの国かわからぬが、多分中国の東南方面のいずれかの地であったことが想像せられる)
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
田道間守
(
たじまもり
)
は食うべき蜜柑であるトキジクノカクノコノミを捜がし
索
(
もと
)
めに常世の国へ行ったのではなかったか。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
“田道間守”の解説
田道間守(たじまもり/たぢまもり)は、記紀に伝わる古代日本の人物。
『日本書紀』では「田道間守」、『古事記』では「多遅摩毛理」「多遅麻毛理」と表記される。
天日槍の後裔で、三宅連(三宅氏)祖。現在は菓子の神・菓祖として、また柑橘の祖神としても信仰される。
(出典:Wikipedia)
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
“田道”で始まる語句
田道