物穏ものおだや)” の例文
子供を水中から救い出したことの覚えのあるその家だけが物穏ものおだやかでないから、米友はギックリと立ちどまって、暫く様子を見なければなりません。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)