“煉薬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねりやく50.0%
ねりぐすり33.3%
れんやく16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第二十六 舶来のビフチー 西洋からく小さな壺へ入れた煉薬ねりやくのようなビフチーが来て食品屋に売っております。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
膏薬をがして眼を洗はせたが、熱い煉薬ねりぐすりが眼にみたので、善吉はその後幾日も眼医者に通はねばならなかつた。前の支那しなの話に膏薬を口に貼つた。
赤膏薬 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
ただに内服薬として服用せられたのみならず、しばしばリューマチの痛みを軽減するために、煉薬れんやくとして外用薬にも用いられた。道教徒は、不死の霊薬の重要な成分たることを主張した。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)