“無線電信”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むせんでんしん50.0%
むでん25.0%
ワイヤレス25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちに、ツェッペリンは、出発しゅっぱつしたのでした。そして、その、その記事きじが、はやくも無線電信むせんでんしんで、新聞しんぶん報告ほうこくせられました。
おばあさんとツェッペリン (新字新仮名) / 小川未明(著)
「それから、無線電信むでんを打って下さい。電文は——捕鯨船ニ告グ、東経152、北緯45ノ附近ヲ、北北東ニ向ウ大鯨群アリ——それほどの大鯨群でもないんだが」
動かぬ鯨群 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
よく船員達が爪でテーブルなどを叩いて合図する無線電信ワイヤレス、万国ABCの略符合コウドなのだ、そして確かに停泊用釜ドンキ・ボイラアの中から聞えて来るではないか!
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)