“無尽蔵”のいろいろな読み方と例文
旧字:無盡藏
読み方割合
むじんぞう85.7%
むじんぐら14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、いろいろあちらの文明ぶんめいはなしや、まだひとのたくさんゆかないような土地とちで、たからや、めずらしいものが無尽蔵むじんぞうにあるはなしなどをきました。
青いランプ (新字新仮名) / 小川未明(著)
無尽蔵むじんぞうともいうべき詩句に、彼女への讃美さんびの情をたくしては、それを、どこかしら不自然でもあれば真剣しんけんでもある感激かんげきをもって、彼女に朗読して聞かせる。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
「全く、その通りでございます、木曾は尾州家の無尽蔵むじんぐらでございましょう、それにつきまして、こんな話がございます」
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)