“潜込”のいろいろな読み方と例文
旧字:潛込
読み方割合
もぐりこ83.3%
くぐりこ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくし此処ここ蚊帳かやを釣って潜込もぐりこんでから、帰って見えて、晩飯ばんめしももう、なぞと言われるさえ折々の事。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「……あったかい!……」を機会きっかけに、行火あんかの箱火鉢の蒲団ふとんの下へ、潜込もぐりこましたと早合点はやがってんの膝小僧が、すぽりと気が抜けて、二ツ、ちょこなんと揃って、ともしびに照れたからである。
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
今朝方、あかつきかけて、津々しんしんと降り積った雪の上を忍び寄り、狐は竹垣の下のを掘って潜込くぐりこんだものと見え、雪と砂とを前足で掻乱かきみだした狼藉ろうぜきの有様。
(新字新仮名) / 永井荷風(著)