“漁師小屋”の読み方と例文
読み方割合
りょうしごや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
龍太郎りゅうたろう温情おんじょうをこめて、不遇ふぐうな女をなぐさめてやると、小文治こぶんじもおととしの春、まだ自分が浜名湖はまなこ漁師小屋りょうしごやにいて、母の死骸しがいをほうむる費用ひようもなく
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
川原の漁師小屋りょうしごやをのぞいても、農家の母屋おもやをたたいても、まるで夜半よなかのように声一つ聞かれない。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)