“滅離”の読み方と例文
読み方割合
めつり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「未熟、未熟。思うにそちはまだ業を蔵し、しん開けず、手頭滅離めつり、たとえばいたずらに騒いで風にも咲かず散らざる半開の花にも似る。わしはまた、明夜来よう。——おさらば」
剣の四君子:04 高橋泥舟 (新字新仮名) / 吉川英治(著)