溜間たまりのま)” の例文
十七歳のとき将軍家斉の女(文姫)をめとり、二十四歳で左近衛権少将、三十三歳で家を継ぐと、すぐ溜間たまりのま詰めとなって、幕政に参画するようになった。
新潮記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「今お噂の出た越中守様が、溜間たまりのま詰めとおなりなされた」
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)