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溜池
ふりがな文庫
“溜池”の読み方と例文
読み方
割合
ためいけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ためいけ
(逆引き)
十一月に入って冬至の節に、大垣侯戸田
氏正
(
うじまさ
)
の家老
小原鉄心
(
おばらてっしん
)
が
溜池
(
ためいけ
)
の邸舎に詩筵を開いた。戸田氏の邸は今日の赤坂
榎坂町
(
えのきざかちょう
)
にあった。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
赤坂土橋のお濠から、虎の門まで、
溜池
(
ためいけ
)
通りは、その頃、夏月遊賞の名所で、多くの蓮を植え、
近江鮒
(
おうみぶな
)
がピンピン波紋を描いていた。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
吹田村
(
すゐたむら
)
で
氏神
(
うぢがみ
)
の神主をしてゐる、平八郎の叔父宮脇
志摩
(
しま
)
の所へ
捕手
(
とりて
)
の向つたのは翌二十日で、宮脇は切腹して
溜池
(
ためいけ
)
に飛び込んだ。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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(38作品)
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“溜池(ため池)”の解説
ため池(ためいけ、溜池、溜め池)とは、主に農業(灌漑)用水を確保するために水を貯え、取水設備を備えた人工の池のことである。その目的のために新設したり、天然の池沼を改築したりした池を指す。日本には十数万から約20万か所あると推定されている(「#統計」も参照)。
(出典:Wikipedia)
溜
漢検準1級
部首:⽔
13画
池
常用漢字
小2
部首:⽔
6画
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