満性寺まんしょうじ)” の例文
安之助はすこやかに成長していった、辛苦のなかに育ちながら、気質ものびのびとしていたし、年と共にからだつきも人にすぐれてたくましくなった。学問には満性寺まんしょうじ方丈ほうじょうへ通っていた。
日本婦道記:箭竹 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)