“浪士”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろうし80.0%
らうし20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こう云う風に、幾晩となく母が気を揉(も)んで、夜(よ)の目も寝ずに心配していた父は、とくの昔に浪士(ろうし)のために殺されていたのである。
夢十夜 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
いずれも江戸の方で浪士(ろうし)の募集に応じ、尽忠報国をまっこうに振りかざし、京都の市中を騒がす攘夷(じょうい)党の志士浪人に対抗して、幕府のために粉骨砕身しようという剣客ぞろいだ。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
此駿河屋方へ預(あづ)け置しが十四日の夜討のことを聞き如何に本望遂(ほんまうとげ)たるや子息(せがれ)庄左衞門は高名なしたるかと案事居(あんじゐ)けるに浪士(らうし)泉岳寺へ引取しと聞き二本の杖(つゑ)に縋(すが)り大勢の見物を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)