“浩然”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうぜん88.5%
かうぜん7.7%
こうねん3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
政談や誹謗ひぼうはやらないと規定している。密会ではない、公然の会だからである。気も浩然こうぜんと養おうという集まりだからである。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
專ら運用うんようを指せば、則ち形前も亦之を氣と謂ふ、ならびに不可無し。浩然かうぜんの氣の如きは、專ら運用を指すも、其の實太極たいきよく呼吸こきふにして、只是れ一せいなり。之を氣げんと謂ふ、即ち是れ理なり。
ところが天保六年(1835)に出版になった紀州の坂本浩雪さかもとこうせつ浩然こうねん)の『菌譜きんぷ』には
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)