流別るべつ)” の例文
添う日までは、お互いにあらゆる苦患くげんと闘い、添うての後は、身も心もやすらぐ間もなく流別るべつして、そして、離れたままこの世を去ってしまった薄命なあの妻に——また、次には
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)