“洩出”の読み方と例文
読み方割合
もれい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
言(ものい)わぬ高峰(たかね)の花なれば、手折るべくもあらざれど、被の雲を押分けて月の面影洩出(もれい)でなば、﨟長(ろうた)けたらんといと床し。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
代りて酌する彼の想は、吾手(わがて)男の胸元(むなもと)に刺違(さしちが)ふる鋩(きつさき)を押当つるにも似たる苦しさに、自(おのづ)から洩出(もれい)づる声も打震ひて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)