“洋物屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうぶつや50.0%
ようぶつや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なに矢張やっぱ洋物屋とうぶつやの旦那様でも、元が士族さんはてで、何かで行詰った事が有って、義理堅い方だから義がたゝないとかなんとか云う所からプイと遣ったか
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
庄「なに宜しい、まことに恐悦だ、洋物屋とうぶつやだか乾物屋だか知らねえが、誠に結構だ……何方どなたも甚だ失敬」
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
わしも人に損を掛けられて仕様がねい、何かすべいと思っていると、段々聞けば県庁が前橋へ引けるという評判だから、此所こゝ取付とりつかなければなんねいから、洋物屋ようぶつやをすれば
田地でんじいえも蔵も抵当とやらにして三千円の金を借り、其の金を持って唐物屋とうぶつやとか洋物屋ようぶつやとかを始めると云って横浜から東京へえ出しに出たんだよ、ところが他に馴染なじみの宿屋がねえと云って