“洋傘屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうもりがさや50.0%
かうもりや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
島田という洋傘屋こうもりがさや……これは、あなたは、御存じないと思いますが……のあとの約三百坪ほどの地所に、“親米マーケット”というものをつくり、そこに
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
偶々たまたまむかし、ひょうきんな洋傘屋こうもりがさやあって、赤い大きな目じるしのこうもり傘を、屋上高くかかげたことが、うち晴れた空の下に、遠く雷門からこれを望見することが出来たといっても、誰ももう
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
神田の神保町の洋傘屋かうもりやで買った青磁色の洋傘かうもりが、一度もさゝれずに押入の中にしまってある事を思って、急に見たくなった。
青白き夢 (新字旧仮名) / 素木しづ(著)