“泥沙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
でいさ50.0%
でいしや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
痩容そうようあに詩魔しまの為のみならんや。往昔自然主義新に興り、流俗の之に雷同するや、塵霧じんむしばしば高鳥を悲しましめ、泥沙でいさしきりに老龍を困しましむ。
「鏡花全集」目録開口 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
この周囲の泥沙でいさやなぎの多いところで、復一は金魚に卵を産みつけさせる柳のひげ根をりに来てここを発見した。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
その色かれずしていけるが如く、堅硬かたきことは石なり。潜確類書せんかくるゐしよ本草ほんざう三才図会づゑ等にいへる石蟹いしかに泥沙でいしやともに化して石になりたるなるべし。盆養ぼんやうする石菖せきしやうもとにおくに水中にうごくが如し。
その色かれずしていけるが如く、堅硬かたきことは石なり。潜確類書せんかくるゐしよ本草ほんざう三才図会づゑ等にいへる石蟹いしかに泥沙でいしやともに化して石になりたるなるべし。盆養ぼんやうする石菖せきしやうもとにおくに水中にうごくが如し。