“沈（お）” の例文

娘はどこまでも真面目（まじめ）で沈（お）ち着（つ）いて返事を致しました——

白髪小僧 (新字新仮名) ／ 夢野久作、杉山萠円(著)

さうして強ひて沈（お）ち着けた声音（こわね）で

父の死 (新字旧仮名) ／ 久米正雄(著)

“沈”の解説

沈（しん）は、周公旦の後裔であり、西周から春秋時代に江漢流域にあった諸侯国で、春秋時代には強大な隣国楚に従属することが多く、柏挙の戦いの前に蔡に滅ぼされた。
汾水流域には他に古沈が遠く周王朝成立前に存在し、その地は春秋時代には晋の国内となっており、「春秋左氏伝」の昭公元年に記載が見られる。
(出典:Wikipedia)

沈	常用漢字 中学 部首:⽔ 7画