“汰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに論者は一方においては冗官じょうかんすべし、不急の土木を廃すべし、地税を減ずべしと疚痛惨怛きゅうつうさんたん、かのしゅんが歴山の野にすきによってたたずみ、旻天びんてんに号哭したるがごとく嘆訴すれども
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
これを通してきらきらと濡れたような日の光、豊かなる水とその水にり平らげられた土の質までが、まことによく似た肌ざわりを、いく百年ともなく両国の民族に与えていたのである。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)