“永宮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
トコミヤ60.0%
とこみや40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その次の御代になつても、藤原の都は、日に益し、宮殿が建て増されて行つて、こゝを永宮トコミヤと遊ばす思召しが、伺はれた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
その次の御代になつても、藤原の都は、日にし、宮殿が建て増されて行つて、こゝを永宮トコミヤと遊ばす思召しが、伺はれた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
その次の御代になつても、藤原都は日に益し、宮殿が建て増されて行つて、こゝを永宮とこみやと遊ばす思召しが伺はれた。その安堵の心から、家々の外には、石城を廻すものが、又ぼつ/\出て来た。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
その次の御代になっても、藤原の都は、日に益し、宮殿が建て増されて行って、ここを永宮とこみやと遊ばす思召しが、伺われた。その安堵あんどの心から、家々の外には、石城を廻すものが、又ぼつぼつ出て来た。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)