“水磨”の読み方と例文
読み方割合
すいま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
重さ六十二斤水磨すいま作りの錫杖は上々なものだった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「へへへへ。無理するこたアありませんぜ。なにもお坊ンさんは、三国の劉備りゅうび玄徳の忠臣でも親類でもねえんでしょ。およしなさいよ不恰好だから。それより飛びきり上等のはがねがございますから、水磨すいま仕立てで六十二斤ぐらいなところはどうです」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)