気比けひ)” の例文
旧字:氣比
白山には横江、宮丸みやまる菅生すごうへは能美のみの庄、多田ただの八幡へは蝶屋ちょうやの庄、気比けひへは飯原はんばらの庄、平泉寺へは藤島七郷といった具合である。
今年元日の『大正日々』紙に、越前の敦賀郡愛癸村字刀根の気比けひ神社は浪花節の勇士岩見重太郎が狒々ひひを平らげし処という。今も祭礼に抽籤ちゅうせんもて一人の娘を撰みひつに入れ、若者かつぎ行きて神前に供う。
十月四日 敦賀つるが行。立子と共に。気比けひの松原。
七百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
越前の気比けひの宮も共に、この山には由緒のある所じゃ、気比の宮は栄えているが、厳島はみるかげもなく荒れ果てておる。