毛矢けや)” の例文
しかし余り動かないので恐々こわごわと近づいてみると、五体に毛矢けやを負って、まるで毛虫のようになった典韋は、天を睨んで立ったまま、いつの間にか死んでいた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)