毎年としのは)” の例文
しも さはに逝けども 皇神の 主宰うしはき坐す 新河の その立山に 常夏に 雪降り敷きて 帯ばせる 可多加比河の 清き瀬に 朝夕ごとに 立つ霧の 思ひ過ぎめや 在り通ひ いや毎年としのはに 外のみも ふり放け見つゝ 万代の 語ひ草と 未だ見ぬ 人にも告げむ 音のみも 名のみも聞きて ともしぶるがね
二、三の山名について (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)