“此木田”の読み方と例文
読み方割合
このきだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此木田このきだ老訓導は胸の中でう勘定してゐる。その所為せゐでもあるまいが、校長に何か宿直の出来ぬ事故のある日には、此木田訓導に屹度きつと差支へがある。代理の役は何時でも代用教員の甲田に転んだ。
葉書 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)