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欝金木綿
ふりがな文庫
“欝金木綿”の読み方と例文
読み方
割合
うこんもめん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うこんもめん
(逆引き)
旦那は
欝金木綿
(
うこんもめん
)
の風呂敷を、ちょっと
剥
(
はぐ
)
って見て、これを着て行くのかい、これよりか、この間の方がお前には似合うよと云った。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
百兵衞はさう言つて、内懷ろから
欝金木綿
(
うこんもめん
)
の財布を出すと、中から大事さうに疊んだ紙片を拔取り、その
皺
(
しわ
)
を寧丁に膝の上に伸して、平次の方に押しやるのでした。
銭形平次捕物控:153 荒神箒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それと向い合った壁際には桐の箪笥が
油単
(
ゆたん
)
に被われて、その側に紫檀の大きな鏡台が置いてあった。その少し斜め上の壁に
細棹
(
ほそざお
)
の三味線が一つ、
欝金木綿
(
うこんもめん
)
の袋にはいって鴨居から下っていた。
掠奪せられたる男
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
欝金木綿(うこんもめん)の例文をもっと
(4作品)
見る
欝
部首:⽊
25画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
綿
常用漢字
小5
部首:⽷
14画
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