“横隊”の読み方と例文
読み方割合
おうたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わざと一列横隊おうたいになっておじぎをしたり、芋女っとさけんだり、穴があくほど見つめたり、にやにや笑いをしたりと、いろんな方法で新米の先生をいやがらせたものだった。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
その間、先方の隊はわき目もふらず行進しつづけて来たが、やがてこちらの集まっている前まで来ると、「分隊止まれ」の号令で停止し、「左向け左」の号令で横隊おうたいになった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)