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横綴
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よことぢ
ふりがな文庫
“
横綴
(
よことぢ
)” の例文
堺屋出入りの諸屋敷の分は一切あつめて
横綴
(
よことぢ
)
の厚い一冊に書き止めてあるのであるから、小幡といふ名を一々拾ひ出して行くだけでも其面倒は容易でなかつた。
半七捕物帳:01 お文の魂
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
夜
(
よる
)
になつて祖父が早くから寢て了つたあとは、お由とたつた二人になつて了ふ一と間で、お由が晝の内の小使を、下手な假名で例の
横綴
(
よことぢ
)
の帖へ、考へ出してはぐづり/″\いつまでも附けてゐる側に
赤い鳥
(旧字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
坊
(
ばう
)
さんは
日本紙
(
にほんし
)
を
横綴
(
よことぢ
)
にした
帳面
(
ちやうめん
)
を
繰
(
く
)
り
開
(
ひら
)
きながら、
出
(
で
)
て
来
(
き
)
て
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
「この大福帳ですよ。半紙
横綴
(
よことぢ
)
の分厚な帳面ですが」
銭形平次捕物控:290 影法師
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
綴
漢検準1級
部首:⽷
14画
“横”で始まる語句
横
横町
横柄
横面
横着
横浜
横合
横川
横臥
横腹