“模糊髣髴”の読み方と例文
読み方割合
もこほうふつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隣室へ通う三つの戸口へこればかりは華美はなやかな物として垂れ掛けた金襴きんらんの垂れぎぬ等を、幻想の国のお伽噺とぎばなしのように、模糊髣髴もこほうふつと浮き出させている。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)