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構
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かまい
ふりがな文庫
“
構
(
かまい
)” の例文
「折角の申出ではあるが、それは相成らぬ。おのおのはお
構
(
かまい
)
の身分じゃ。夜中に推参して、奉行衆に逢いたいと云うのは宜しくない」
堺事件
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
やっとの思いで、ならした地面へ
否応
(
いやおう
)
なしに、方角のお
構
(
かまい
)
なく建ててしまったんだから不規則なものだ。それに、第一、登って行く道がくねってる。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それがフランチソースでその中へ生の玉葱の細かく切ったのと湯煮た
青隠元
(
あおいんげん
)
とジャガ芋と
人参
(
にんじん
)
なんぞを
極
(
ご
)
く小さく切って
和
(
あえ
)
ます。外の野菜の湯煮たのを加えても
構
(
かまい
)
ません。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
其の
方
(
ほう
)
は此の文治を欺き五十両強請ろうとして参ったか、其の方は市中お
構
(
かまい
)
の身の上で肩書のある悪人でありながら、夫婦
連
(
づれ
)
にて此の
近傍
(
かいわい
)
の堅気の
商家
(
あきんど
)
へ立入り、強請騙りをして人を悩ます奴
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
あの厭な女にお
構
(
かまい
)
でない。美しい、可哀らしいような物は
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
▼ もっと見る
土地をお
構
(
かまい
)
になるように自分でしたのは何か。4750
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
“構”の意味
《名詞》
(かじ) 梶の木の古名。
(かじ) 襲の色目の名。表裏ともに萌葱色。秋に着用。
(出典:Wiktionary)
“構”の解説
構(かまえ)とは、漢字の少なくとも二辺にまたがる構成要素であり、上と左にまたがる垂および左と下にまたがる繞を除いたものである。漢字を外側から包むような形をしている。
(出典:Wikipedia)
構
常用漢字
小5
部首:⽊
14画
“構”を含む語句
構造
結構
虚構
構内
門構
構成
心構
機構
大構
面構
身構
一構
構外
立構
御構
結構人
店構
無構
差構
家構
...