“楷子”の読み方と例文
読み方割合
はしご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はりにある鶏の巣へ丸木の枝を「なわ」でまとめた楷子はしごが壁際に吊ってあってその細かく出た枝々には抜羽ぬけはだの糞だのが白く、黄いろくかたまりついて
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
じゃの道はへびとやら、此奴こいつ楷子はしごにしたらお町の様子が分らぬ事もあるまい、またかたきの様子も知れるであろうと十分に心を用いて、翌日船に乗込む事に取極めましたが
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)