“梯子乗”のいろいろな読み方と例文
旧字:梯子乘
読み方割合
はしごのり75.0%
はしごの25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ヘェ、梯子乗はしごのりも建前も自慢で、良い職人でしたよ、男っ振りが良いのと、いかさま博打ばくちが器用なので、身を持崩しましたが」
去るほどにその格好かっこうたるやあたかも疝気持せんきもち初出でぞめ梯子乗はしごのりを演ずるがごとく、吾ながら乗るという字を濫用らんようしてはおらぬかと危ぶむくらいなものである、されども乗るはついに乗るなり
自転車日記 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ここで、その昔、梯子乗はしごのりの芸当をやって見せて、かなりの人気を博したことがある。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)