“桂枝”の読み方と例文
読み方割合
けいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桂枝けいしのもとには草しょうぜず、麻黄まこうの茎には雪積らず、これにじゅんじて、注意しながら山を廻っておると、自然に薬が知れてくる」
神仙河野久 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
馬「はゝ当帰とうき大黄だいおう芍薬しゃくやく桂枝けいしかね、薬の名のようなめ方だからおかしい、何しろ一寸ちょっと休んで近くで拝見などは何うでげしょう」
桂枝けいしにほへるを咎むる勿れ。
三つのなぜ (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)