“桂木氏”の読み方と例文
読み方割合
かつらぎし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少年は姓桂木氏かつらぎし、東京なるなにがし学校の秀才で、今年夏のはじめから一種憂鬱ゆううつやまいにかゝり、日をるに従うて、色も、心も死灰しかいの如く、やがて石碑いしぶみの下に形なきまつりけるばかりになつたが
二世の契 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)