杜陵とりよう)” の例文
これ我が杜陵とりように入りて間もなく、一夜暁近き小枕の夢に、京に病める畏友ゐいう綱島梁川りやうせん君と語ると見て覚めける日、心何となく落ちつかぬを覚えて
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
誰やらが初めて此まちに遊んで、『杜陵とりようは東北の京都なり。』と云つた事があるさうな。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
誰やらが初めて此市に遊んで、『杜陵とりようは東北の京都なり。』と云つた事があるさうな。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)