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末期
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まっき
ふりがな文庫
“
末期
(
まっき
)” の例文
古い池のように、ここの人心も文化も、
澱
(
よど
)
みきっていた。あらゆるものに
末期
(
まっき
)
が感じられる。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
道太の見たのはおそらくその
末期
(
まっき
)
でしかなかったが、彼女はその時代を知っていた。
挿話
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
私
(
わたくし
)
は——
実
(
じつ
)
は
相州
(
そうしゅう
)
荒井
(
あらい
)
の
城主
(
じょうしゅ
)
三浦道寸
(
みうらどうすん
)
の
息
(
そく
)
、
荒次郎
(
あらじろう
)
義光
(
よしみつ
)
と
申
(
もう
)
す
者
(
もの
)
の
妻
(
つま
)
だったものにございます。
現世
(
げんせ
)
の
呼名
(
よびな
)
は
小櫻姫
(
こざくらひめ
)
——
時代
(
じだい
)
は
足利時代
(
あしかがじだい
)
の
末期
(
まっき
)
——
今
(
いま
)
から
約
(
やく
)
四百
余年
(
よねん
)
の
昔
(
むかし
)
でございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
ともかくも今はもう正月小屋の
末期
(
まっき
)
である。
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“末期”の意味
《名詞1》
終わりに近い時期。最終の段階。
《名詞2》
末 期(まつご)
一生の終わりの時期。最期。
(出典:Wiktionary)
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
期
常用漢字
小3
部首:⽉
12画
“末期”で始まる語句
末期養子
末期相