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木蔭地
ふりがな文庫
“木蔭地”の読み方と例文
読み方
割合
こさぢ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こさぢ
(逆引き)
唯、
木蔭地
(
こさぢ
)
の
湿気
(
しめりけ
)
にも似て、日の目も知らぬ淋しき半生に、不図天上の枝から落ちた一点の紅は其人である。
二筋の血
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
声の
在所
(
ありか
)
を
覓
(
もと
)
むる如く、キヨロ/\と落着かぬ様に目を働かせて、径もなき
木蔭地
(
こさぢ
)
の湿りを、智恵子は樹々の間を
其方
(
そなた
)
に抜け
此方
(
こなた
)
に潜る。夢見る人の
足調
(
あしどり
)
とは是であらう。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
木蔭地(こさぢ)の例文をもっと
(2作品)
見る
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
蔭
漢検準1級
部首:⾋
14画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
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