“木芽”の読み方と例文
読み方割合
このめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奥州の方では、昔蛇が居ない為に、夥しい鼠に山林の木芽このめを食われ、わざ/\蛇を取寄せて山野に放ったこともあるそうだ。食うものが無くて、蛇を食う処さえある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
たのしみは木芽このめにやして大きなる饅頭まんじゅうを一つほほばりしとき
曙覧の歌 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
枇杷の古葉に木芽このめもえたつ 史邦
本の装釘 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)