“木之助”の読み方と例文
読み方割合
きのすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かねのどこかに、その鐘師かねしりつけてあるそうな、とばあさんはいった。これは木之助きのすけじいさんのはなしよりよほどほんとうらしい。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
樽屋たるや木之助きのすけじいさんのはなしでは、このかねをつくった鐘師かねしがひどいぜんそくちで、しょっちゅうのどをごろごろいわせていたので、それがかねにもうつって、このかねたたくと、ごオんのあとに
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
と、樽屋たるや木之助きのすけじいさんと、ほか二、三にん老人ろうじんがあいづちをうった。
ごんごろ鐘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)