“最期”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいご96.0%
いまわ3.2%
いまは0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身内になんの疵らしいものも見いだされず、さりとて急病ともおもわれず、まことに不思議の最期さいごであると、医者も首をかしげていた。
半七捕物帳:69 白蝶怪 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
依志子 妙念様、そうではございませぬ、もう最期いまわに私も、物のまことを申しとうございます、私は——私は——
道成寺(一幕劇) (新字新仮名) / 郡虎彦(著)
ひとやゝもすれば、その最期いまはこゝろかるゝ! それを看護人かんごにんぬるまへ電光いなづまんでゐる。