“曩昔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そのかみ50.0%
むかし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曩昔そのかみの東下りの御板輿おんいたごしを白き柩車きうしやに乗り換へて、今こそ君は浄土きよつちの西の京へとかへり玉はめ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
六年の田舎住居、多少は百姓の真似まねもして見て、土に対する農の心理の幾分をしはじめて見ると、余はいやでも曩昔むかしみとめずには居られぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)