さとり)” の例文
われさとりわざをもて汝をこゝにみちびけり、今より汝は好む所を導者となすべし、汝けはしき路を出で狹き路をはなる 一三〇—一三二
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
今照りわたる、——さとりなき身にもひらくる
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
されどかく奧深き疑ひについては、まことさとりの間の光となるべき淑女汝に告ぐるにあらずば心を定むることなかれ 四三—四五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
まむし」のさとり
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
一はことに價たふとし、されど一はむすびほぐすものなるがゆゑにあくるにあたりて極めて大なるわざさとりもとむ 一二四—一二六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
己をまもらんためさとりわざとをもて人々の作る陰を分けつゝをりふしすぢを引く光の中に、長き短き極微の物體 一一二—
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
彼そのかひなを我にむかひてのべし時、われ目を燒けし姿にとむるに、顏のたゞれもなほわがさとりを妨げて 二五—
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)