“明處”の読み方と例文
新字:明処
読み方割合
あかるみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暫らく其材木のはしに腰掛けて、昔の事を懷うて見ようかとも思つたが、イヤ待てこんな晝日中に、宛然さながら人生の横町とつた樣な此處を彷徨うろついて何か明處あかるみで考へられぬ事を考へて居るのではないかと
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)