“旨(し)” の例文
珙(こう)と道衍とは本(もと)より互(たがい)に知己たり。道衍又嘗(かつ)て道士席応真(せきおうしん)を師として陰陽術数(いんようじゅっすう)の学を受く。因(よ)って道家の旨(し)を知り、仙趣の微に通ず。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
一日太孫をして詞句(しく)の属対(ぞくたい)をなさしめしに、大(おおい)に旨(し)に称(かな)わず、復(ふたた)び以て燕王(えんおう)棣(てい)に命ぜられけるに、燕王の語は乃(すなわ)ち佳なりけり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
其(そ)の書の体(たい)たるや、水滸伝(すいこでん)平妖伝(へいようでん)等に同じと雖(いえど)も、立言(りつげん)の旨(し)は、綱常(こうじょう)を扶植(ふしょく)し、忠烈を顕揚するに在りというを以(もっ)て、南安(なんあん)の郡守陳香泉(ちんこうせん)の序、江西(こうせい)の廉使(れんし)劉在園(りゅうざいえん)の評、江西の学使楊念亭(ようねんてい)の論
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)